産業医の求人に応募するには、認定産業医の資格が必要というわけではありませんが、あると有利になる場合があります。常勤の産業医の求人の場合は認定産業医の資格が必要となることは多いでしょう。

認定産業医になるには、日本医師会が実施する基礎研修50単位以上を修了するか、産業医科大学の産業医学基本講座や産業医学基礎研修会集中講座を修了する必要があります。

また、認定産業医は5年ごとに更新を行う必要があり、そのためには20単位以上の研修を受ける必要があります。継続的に産業医として働くためには研修を受け続け瑠ことが必要です。

産業医求人非常勤のメリット

産業医求人非常勤のメリットについて。

1. 非常勤産業医は、病院やクリニックなどの他の医療機関との兼業が可能です。（田舎の場合は多くの非常勤の産業医はクリニックとの兼業です。）
2. 非常勤産業医は、自分の都合に合わせて勤務日数や時間を調整できます。（女性医師やベテラン医師で自分の時間を持ちたい人に人気）
3. 非常勤産業医は、病院以外の環境で働くことで、多くの知見を得られます。
4. 非常勤産業医は、専属産業医に比べて年収が低くなる可能性がありますが、時給換算では高くなる場合があります。（非常勤の産業医を二つ受けるということもありうるのです。）

医師求人を医局で探すメリット

医師求人を医局で探すメリットは、以下のようなものです。

1. 医局に所属すると、安定した職場や万が一の時のセーフティーネットが得られます。（大きな失敗のリスクがすくなくなります。）
2. 医局に所属すると、研究や教育に携わることができ、医学の最先端に触れることができます。（学会などの出席が容易になります。）
3. 医局に所属すると、医局のネットワークを活用して、自分に合った求人を紹介してもらうことができます。（診療科目や学閥を意識した医師求人を見つけることができます。）